製図試験1年目の方へ

ノウハウ

今回はリアルタイムの記事を書いていこうと思います。

皆様学科試験お疲れ様でした。

今年はウッドショックやSDGs等の今年っぽい問題が出てみたいですね。

合格した方

おめでとうございます!

とりあえず第一関門突破ですね。

次は製図の試験です。

この記事は

今年学科試験を合格された方
これから製図の勉強をされる方
向けの記事になっています。
 
 

この記事を読んで頂くと

学科と製図の勉強方法の違いがわかります。
製図1年面の重要性がわかります。

改めて皆様学科試験本当にお疲れ様でした。

コロナの中の勉強、試験本当に大変だったと思います。

合格してちょっと一休み中の方に、
これから始まる製図試験勉強の厳しい現実を教えていこうと思います。

学科と製図の勉強は別物

私が製図の勉強1年目に思った率直な感想です。

これまで学科の勉強で積み上げてきたルーティーンが全く通用しなくなりました。

勉強場所の確保

学科勉強の時は移動中の電車、会社の昼休み。
仕事が終わった後にカフェに行って勉強とどこでも勉強が出来ました。

しかし、製図の勉強はそうはいきません。

製図の試験は図面を仕上げることがメインになってきますので、
平行定規が設置できる場所が勉強するスペースになってきます。

そうなると自宅での勉強がメインになってきます。

私は学科の勉強の時は家で勉強するのが苦手でしたので、
出来るだけ外で勉強するようにしていました。
製図の試験勉強ではその習慣が仇になりました…。

勉強時間の確保

学科試験の勉強の時は通勤時間の30分。
昼休憩の30分、仕事が終わってから1時間の勉強。
と勉強時間を小分けにして出来ましたが、
図面を描く練習となるとある程度集中出来るまとまった時間が必要になってきます。

私は最初の年に上記2点で大分戸惑いました。
これまでの学科勉強でした8ヶ月のルーティーンとしていた行動が
全く変わってきてしまいました。

一級建築士の試験には変わりはありませんが、
全く別物の試験を受けるんだと気持ちも切り替えて挑むのがお勧めです。

この勉強時間確保の仕方には対応策がありますので、後日別記事に書こうと思います。

製図1年目で合格する気持ちで挑め

私の経験から声を大にして言いたいです。

私は自分に甘いので、学科を合格したことに満足してしまい、
1年目の製図の勉強は流しでいいかなとサボってしまったんです。

それがその後の不幸の始まりでした…

そのまま製図の勉強のペースが掴めず、
2回目、3回目と製図試験に落ち、
もう一度学科試験からやる羽目になったんです。

ですからここで気を抜かず学科試験を合格した勢いで、製図の勉強行って下さい。

例え今年ダメだったとしてもこの勉強の習慣が、来年に生かされてくると思います!!!

製図1年目に頑張る理由

皆様はこの都市伝説を知っていますか?

製図の試験は1年目の製図受験者と2、3年目の受験者でグループ分けされていて、
1年目の受験者から何%合格者、2、3年目の受験者から何%の合格者としていることを。

私が通っていた学校がそのデータを集めていました。

1年目の受験者と2,3年目の受験者の受験会場の教室が違うそうです。

これは、回収する図面を1年目の受験生と2,3年目の受験生とで分ける為です。

また合格者の統計を取ると、
2,3年目の受験生のまあまあ良いプランで書き込まれている図面が不合格なのに、
明らかにそれよりも出来が良くない図面の1年目の受験生が合格していることが、多々あるそうです。

よくよく考えるとそうですよね。

製図試験1年目の受験生は学科試験後に勉強開始なので、
3ヶ月位しか勉強時間が取れないのに、1年以上勉強している2、3年目の受験生と
同じ舞台で競ったら明らかに1年目の受験生が不利ですもんね。

ですから、1年目の受験生は同じ条件のルーキー同士の対決になりますので、
その中で頭一個抜き出た完成度の高い図面を描くことが出来るようになれば、
製図合格にグッと近づきます。

最後に

私のように今年は学科に合格したから、
製図の本格的な勉強は来年で良いやと気を抜かず、
もう一度気を引き締めて残り3ヶ月走り切って下さい。

皆さん用意ドンで勉強が始まる年ですので、
ちょっと頑張れば他の人たちよりも頭一個抜き出るチャンスは十分にあります。
その為にはこれまでと同じように毎日コツコツ勉強をして積み上げていくことです。

せっかく合格していい気持ちでいるところに水を差すようなことをしてごめんなさい。
この時期だからリアルタイムに伝えたいと思い、この記事を書かせて頂きました。

学校に通われている方は、学科試験から製図の試験勉強まで2週間位休みがあったと思います。

この休み期間中にこれまで我慢して出来なかったことを思う存分して、ストレスを発散させて下さい。

そして一度リフレッシュして製図の勉強を走り切って下さい!!!

キリが良いので今日はこの辺にします。

貴重なお時間にこの記事を最後までお読み頂きましてありがとうございました。

今回はゆっくり休んでください。

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