製図試験当日の注意事項と前日にやる事

ノウハウ

皆様、いよいよ試験が近づいてきましたね。

泣いても笑ってもこの勉強地獄からもうすぐ解放されます。

せっかくだから合格してこの勉強から一生解放されたいですよね。

最後まで描き切って意地でも合格して下さい。

この記事は

製図試験1年目の方
 
 

向けの記事になっています。

この記事を読んで頂くと、

試験当日の注意事項がわかります。
試験前日に何をすれば良いかがわかります。
 
 

試験会場はいつも勉強している環境と違います。

私はこれで痛い目を見ましたので事前に心構えをしておいた方がいいでしょう。

因みに私は過去ずっと、
東京大学の駒場キャンパスで受験をしていました。

ですからこの会場での経験談になります。

机の奥行が狭い

試験会場が大学だと、写真のような講義室が会場になる可能性があります。

この机が非常に使いにくいんです…。

奥行きが狭いので平行定規の脚が上手く乗らず安定しないんです。

せっかくバランスをとって固定出来たとしても、
作図をしている間に平行定規が少しずつ動いて、
前足が落ちることがあるんです。

大したことじゃないかと思うかもしれませんが、
集中して作図をしている時にガタっとなるとびっくりしますし、

・平行定規が落ちることで線が乱れて消しゴムで消さないといけなくなる。
・集中が切れて同じ状態になるまで時間がかかる。
・イライラして変な間違えをする

等々デメリットばかりです。

今は正常な精神状態でいるのでなんだその位はって思うんですが、
試験当日って凄い精神状態で試験に挑んでいるので、
そんな中のちょっとしたストレスが命取りになる可能性があるんです。

また自分では気を付けていても隣の人前の人が、
製図板をガタンとやることがあります。

隣の人が製図板を落とした場合、
机を伝って振動が来る場合もあります。

試験当日は今までの勉強環境と違って、
様々な外部ストレスが襲ってきますのでご注意下さい。

椅子が使いにくい

試験会場が大学の講義室ですと上記写真のような、
床、もしくは机と一体型の椅子の可能性があります。

この椅子が座りにくいんです。

このタイプの椅子に座って作図しようとすると、
めちゃくちゃ描きにくくてスピードが落ちます。

ではどうやって対応するかというと、
イスは畳んで中腰で作図することになります。

中腰の態勢で約4時間図面を描くことになるので
段々とキツくなってきます。

ちなみに私のように製図試験を4回受けた強者になると、
中腰の態勢で3時間くらいはぶっ通しで描きますので、
他の人と大分差をつけることが可能です(笑)

注意点として何が言いたいかというと、

試験当日は今まで作図の勉強をしていた学校や自宅のように
恵まれた環境での作図では無く、
とてもやりにくい環境で作図をする可能性があります。

予め、そのような悪い環境になるということを想定しておいて、
何かあったときに冷静に対応出来るようにしておいて下さい。

試験前日にやる事

これはシンプルです。

何もしないでゆっくり休んで下さい!(笑)

学科と違って製図の試験は前日に何をしたからといって、
飛躍的に伸びるものではありません。

これまで一生懸命に製図の勉強をしてきた人は
大分手を酷使してきていると思います。

それだったら、前日はゆっくり身体と手を休めて、
体調を万全にした方が良いです。

どうしても勉強をしていないと不安という方は、
出来るだけ手は動かさないようにして、
記述のポイントをもう一度整理して
頭に入れておく位に抑えておくことをお勧めします。

最後に

私の何回も建築士の試験を受けた経験から言えるのですが、
製図試験の合格の鍵は
いかにいつも通りの平常心で試験にのぞめるかだと思っています。

先程記述した通り試験会場によっては、
いつも通りに作図が出来ない環境というハンデがついて回る場合があります。

そんな時でも慌てず平常心で試験に挑んで下さい。

最後までお読み頂きましてありがとうござます。

私の経験が皆様のお役に立てると幸いです。

それでは試験本番までもう少し。
しっかり勉強して悔いのない試験本番を迎えて下さい。

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