過去問は過去10年の問題を最低3回する

勉強方法

こんにちは ほたる です。
今回は過去問の重要さについての記事です。

このブログは

・一級建築士の勉強をされている方
・どのように勉強していいか悩まれている方
・勉強につまづいている方
向けの内容になっています。
 
この記事を読むと
・過去問を3回行う重要性がわかります。
・過去問を3回行うための具体的なスケジュールがわかります。
 

過去問の重要性

勉強をしていく上で、過去問を解く重要性に気がつきました。

一級建築士の試験は過去問はあまり出ないと言われていますが、そんな事はありません。

過去問丸々同じ問題ということはあまりありませんが、
1枝1枝で見ると同じ問題や表現が変わっていたり、数字が変わっていたりして、
再出題されていることが多々あります。

これってどういうことかわかりますか?

難しい難しいと言われている一級建築士の試験ですが、学科は所詮4択問題です。
1/4を当てる試験なんです。
その選択肢の中に1枝でも知っている選択肢があれば、
その問題は1/3になり正解率が上がります。

4択の中の1択が消えたからってって思うかもしれませんが、この1択が重要なんです。
試験本番はこれまで勉強したことのない問題が突然出てきます。
その中で選択肢が1/4から1/3になるのは非常に助かることなんです。

過去問は1枝1枝確認すること

以前に記事に書きましたが、過去問を解くのは良いのですが、
問題、答えをセットで覚えてしまうと問題慣れしてしてしまって、全く意味がありません。

この年のこの問題の答えは3のような覚え方です。

重要なのは問題1枝1枝を覚えることです。

この問題に対して、この枝は合っている。
この枝は数字が間違っている。
この枝はこの言葉が間違っている。

このやり方はとても時間のかかる勉強方法なのですが、結果的に最後に役に立つので、
どうにか時間を作って勉強することをお勧めします。

3回やる意味

よく言われている勉強方法なのでご存知の方もいらっしゃると思いますが、

 1回目 目に留る
 2回目 頭に入る
 3回目 記憶に定着する

人間の頭ってこうなっているそうです。
覚える為に3回繰り返すというのは、ちゃんと根拠があってのことなんです。

具体的な勉強スケジュール

では過去10年間の過去問を3回やる具体的な勉強方法なのですが、
私がしていたのは原始的な方法です(笑)

1年間の問題 125問
125問×10年×3回=3750問
3750問/180日(半年想定)=20.8=21問
半年間毎日何が何でも21問解く

これです!!!笑

正確に言うと1枝1枝確認しないといけないので、
21問×4枝=84枝の確認です。

凄い地味な方法ですが、これが計画的に確実に過去問を3周する方法です。

お勧めスケジュール

受験1年目の方は年内中(10月〜12月)に問題集を1周することをお勧めします。

初めてなので問題を解いて1枝1枝確認するのはとても時間のかかる作業です。
ですから、まだ時間に余裕のある年内中にやるんです。
これをやっておくと、年明けてからの勉強が大分楽になります。

125問×10年=1250問
1250問/90日=13.8=14問
14問×4枝=56枝 

1日14問 56枝の確認

私の合格経験談

私が合格した年は過去問を3周し、正答率の悪かった問題をピックアップして、
最終的には5周しました。
5周目は流石に問題も減ってくるのでそこまで時間がかかりませんでした。

過去問を3周すると、自分の苦手な(記憶が定着しない)問題がわかってきます。
それが分かることでテスト前に自分がどこを重点的にやれば良いかがわかってくるので、
一石二鳥になります!!!

本日は以上になります。
貴重な勉強時間にお読み頂きましてありがとうございます。
引き続き、勉強頑張って下さい。

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